走行日記
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■2000/12/30 (土) やっと出発! 目が覚めると時計は午前4時を指している。寝過ぎた。すぐに起きられない。5時に起床し着替えて飯を食い歯磨きをする。
06:00出発。外はまだ暗く、気温は−2℃。この時間はまだ車が少ないため走りやすい。
07:00難波のR26着。日が昇って明るい。今日の大阪は快晴。。人がほとんどいないが市街地は走りにくい。ここから和歌山まで63km。先は長い。
08:30岸和田のファミリーマートで朝食504円。
09:00泉佐野市から信号の少ない湾岸線を走る。すぐにR26に合流。阪南市、岬町に突入していく。和歌山港から徳島まで船で行くが、この時間である船は11:20のもの。間に合うか微妙だ。焦り出す。
10:30和歌山への山越えの道に入る。和歌山まで15km。切符を購入する時間も考えるとぎりぎりだ。とにかくペダルをこぎ県境の孝子峠を越える。残り20分。下り坂をひたすら飛ばす。紀ノ川を渡り交差点を曲がり最後のストレートで残り10分。切符売り場に駆け込み切符を購入2190円。次に切符を持って乗り場に駆け込む。何とか間に合う・・・・。疲れたーーーー。
11:30和歌山港出港。船内は結構人がたくさんいる。小さい空きスペースを見つけて座り、今日の予定を立てる。
13:20徳島港着。乗り場の案内所横のうどん屋さんで食事530円。食べ終わってからすぐに出発。天気は曇り。雨が降らなきゃいいが・・・。近くの釣り・アウトドアショップで荷台のネットを購入924円。
15:00第13番札所大日寺の駐車場に到着。駐車場で先ほど買ったネットを取り付ける。いい感じだ。白衣を着て、さんや袋を持って寺に行き、久しぶりにお経とお参り。2円+納経料300円
その後、14番常楽寺1円+300円、15番国分寺200円+300円(ここはかなり荒廃していたので奮発)、15番観音寺300円。観音寺で納経終了時間ぎりぎりになる。受付は誰もいないため呼び鈴を押すが誰も出ない。3回ぐらい押しても出ないためあきらめて帰ろうとした時に、「ごめんなさいねー」という声がして受付におばあちゃんが来たので無事に納経。今日のお参りはここで終了となる。
17:10日が落ちて辺りは暗い。今日の寝床はどうしようかと国道近くの河川敷沿いをうろうろとする。適当なところに目星を付け、近くのスーパーで買い物。再び戻りテントを張る。
19:00食事(鍋+ご飯)、21:30に就寝。近くの電車の音がうるさい。テント内の気温6℃。
打ち終わった札所:13〜15
宿泊場所:徳島県徳島市鮎喰川河川敷
走行距離: 118.43km 累積走行距離: 118.43km :
■2000/12/31 (日) 不遇の雨の中 夜中2:00に目が覚める。テントをたたく雨の音がする・・・。明日も雨だったらどうしようかと考えながら再び寝る。
06:30起床し、寝袋を片づけて朝食(ご飯+納豆)。08:00雨がやんだため出発。
09:00迷いながら17番井戸寺に着く。白衣を着てお参り、納経1円+300円。納経所には高校生ぐらいのかわいい女の子がいてその子が筆書きと朱印を押してくれた。若いのにすごいなあと関心。ここで、この前に落とした小さい持鈴を買う1000円。次の札所を目指すため徳島市街を通りR55に。ここから「室戸岬まで134km」の表示。先は長い。
途中でついに雨が降り出す。コンビニで水などを買い、上半身は雨用の装備に着替える。
13:00雨の中迷いながら、きつい坂を上り18番恩山寺に到着。お参りと納経5円+300円。駐車場に戻る途中でさっき買ったばかりの持鈴の胴がまたもや無くなっている。戻って探すが無い。あきらめて次に行くことにする。途中で雨が本降りになったため、ズボンも雨用に着替える。雨の中を走るのはつらい。
13:3019番立江寺に到着。カッパ装備のままお参り、納経300円。次にいく途中のスーパーで買い物をし昼食。今日の寝床の候補地の前川キャンプ場を目指す。山間の道を走っているとお坊さんの姿が見えた。たぶんあの人も廻っているのだろう。途中で雨がやんだためカッパ装備を収納。
前川キャンプ場着。川の見えるいい場所だ。まだ時間があるため次の札所に行くことに。しかし、地図で「急坂」とは書いてあるが程があるわい!と思いながら坂を上るが途中で降りて押す。えんえんと続く田舎の道の坂。ここが峠か?と思うが先が続く。そんなのを繰り返しながら16:00に20番鶴林寺着。風の音だけがする寂しい寺。寒い中でお参りと納経。納経所では30前半ぐらいのおねーさんが朱印してくれた。これがせめての一涼か。帰り道で日程と寝床を考える。駐車場の電話ボックスからキャンプ場にTEL。OK。ここから16kmぐらいか。帰りは下りで車も通らないためかっ飛ばす。平坦になっても日暮れまで時間がないため無理して飛ばす。山の中で真っ暗になったらシャレにならんからね。途中、道の駅鷲の里でスポーツ飲料150円。あと少しだ。が、鬼のような向かい風で速度を削られる。ギアを落としてノロノロと進む。地図ではここの交差点を曲がるみたいだがそんなキャンプ場がある気配がない。でも迷っている暇もないのでとにかく進む。途中でおっちゃんに「電話くれたのはあんたかい?」と声をかけられる。ああー、良かったー。と安堵。
17:40そのままキャンプ場に案内される。施設はかなり良い。ここでお金を払う600円。テントを張り近くの温泉に行く。中、高校生ぐらいの女の子が受付をしてくれる350円。今日は若い女性によく会うような・・・。ともかく入浴、めちゃ気持ちいい。帰りにストーブにあたって天国のようなところから地獄のような寒さの外に出る。20:00夕飯にする。ご飯と魚肉ソーセージと納豆。キャンプ場を広々と使えて気持ちいい。日本一周した人がキャンプ場がホテルのようだという人の気持ちも分かる。片づけし就寝。風がうるさい。
打ち終わった札所:16〜20
宿泊場所:徳島県那賀郡鷲敷町鷲敷ライン林間キャンプ場
走行距離: 76.89km 累積走行距離: 195.32km :
■2001/01/01 (月) 今日は元旦 05:00起床し寝袋を片づけて朝食。ご飯と魚肉ソーセージとインスタントの味噌汁。風が強いため朝食と片づけが遅くなる。09:00出発。昨日の温泉に忘れ物を取りに行く。
気を取り直して次の札所を目指す。次の札所の「太龍寺」にはロープウエイで行けるのだが、あえて人力で行くことにする。そのためには山の裏側まで行く必要があるため昨日来た道をいくらか戻る。しかしここでは突風の向かい風が吹き荒れる。速度は時速12,3kmしか出ない。橋の上では時速5,6km、しかも横風のため自転車が流されそうになる。途中、郵便配達のバイクを見かける。今日は元旦だったけな。道の駅「わじき」でドリンク休憩ポカリ150円。ここで今流行の小さい折り畳みの自転車?の荷台に荷物を載せたチャリダーがいた。挨拶をして彼は去っていった。元旦からこんなところでこんな時間に何やっているのか??(って俺もか)すぐに出発。しばらく進むと「←太龍寺」の看板。さらに山中に入る。私道なので舗装がコンクリでかなり適当。次第に坂がきつくなる。道幅は車が1台やっと通れるほど。ギアを落として登る。途中、あまりにも急で長いため自転車を押していく。しばらく押していくと「!?」と絶句するほどの坂。これは45度に限りなく近い(というかそれ以上かも)。ほとんど壁!横を車が歩くぐらいのスピードで登っていく。押すのも必死。その壁を登ってしばらく行くと駐車場に到着。駐車場整理の人が「元気やのー」と一言。ぜいぜいと息をしながら自転車を止める。寺にはここからさらに1km歩いていくのだ。
ようやく21番札所「太龍寺」到着。山門に到着したときにはかなり寒い。初詣の人に混じってお参りし納経10円+300円さらに勤行次第(経本みたいなもの)を購入500円。途中にへんろフル装備の女性(だと思う)がいた。フル装備ってのは手甲、脚絆、白衣、笠、杖(要は時代劇なんかで女性の旅の服装を真っ白で固めたようなもの)。帰るときにはいなかったのでケーブルに乗ってきたのかな?納経を済ませてお影(おみえ)を確認する(お影というのは納経をしたときにもらえるその寺の名前とそこのご本尊が描かれている小さい紙)。とどういう訳か19番が無い・・・。もらい忘れたのか・・・?まあいいや、と先を急ぐ。
帰りは急坂を自転車で下りていくがタイヤがロックしているのにずれ落ちていく感じがする・・・。あまりにも寒いためふもとの車道でホットのジュース120円。次の札所をめざし国道の下りの坂道をかっ飛ばす。時速50kmくらいでたかも。今度は坂を上ることなく22番札所「平等寺」到着。お参り、納経300円。この時点で13:00なので隣の食堂でうどん定食580円。ここでは地元の人らしきおじいちゃん達が新年会をしていたのでかなり賑やか。食後に寺でろうそくを補充300円。
13:40出発R55をめざす。途中にJRの駅がうどん屋さんというのがあったが今日はお休みのようだったのでパス。R55はこのまま室戸岬をまわって高知まで延びている。交通量も多い。トンネルを何度もくぐり抜けて(ウミガメの産卵地で有名な)日和佐町に突入。町になると突如人が多くなる。次の23番札所「薬王寺」は国道沿いにあり、今日は初詣の人でごった返しているのだった。
15:0023番札所「薬王寺」到着。出店も多くあり一気に俗世間に戻ったような感覚に陥る。しかし人が多い。身動きがとれないため、本堂と大師堂でろうそくとせんこうを供え、納め札だけを入れて納経所に行く300円。(本堂の納め札入れはごみがあふれていた・・・ちょっとショックだった。ちなみに納め札とはおへんろさんの名刺みたいな物でこいつをそれぞれの寺に納めていくのだ)
納経を済ませて今日のキャンプ地の「南阿波ピクニック公園キャンプ場」にTEL。誰も出ない・・・。とにかくそこに向かうことに。ここから20kmぐらいか。R55をひた走る。山をいくつか越えると、ハンガーノックの症状が出そうだったので途中のコンビニでパンを購入し食う。食っているときにおっちゃんに話しかけられる「自転車で遍路?えらいなあ。ここから室戸岬まで車で40分くらいかな。がんばりや!」。電話ボックスで再びキャンプ場にTELするが出ず。近くのJR牟岐駅でトイレ。トイレから戻ってくると 親子が自転車を見ている。さきほどと同じ会話+「あんた学生さん?」いいえ。「ほおー、すごいなあ」。いつも学生かと聞かれるがそんなに若く見えるか?会社では30歳か?と聞かれることがあるのに(苦笑)。
日が暮れるまで後、1時間くらいか?とにかく急ぐ。R55をはずれる。途中で「←ピクニック公園」の看板。よしっ!勝ったー!(何にや!)途中で夕食の足しに何か買うか迷うが個人商店ばかりで買う気になれず先に行く。とにかく17:40公園に着く。案内図でキャンプ場の位置確認。管理棟らしきところは真っ暗で人の気配がない。管理棟の前で再びTELしてみる。管理棟の中から電話の鳴る音がする(笑)。あきらめてキャンプ場に入る。ここで看板に「平成11年4月1日よりキャンプ行為を廃止しました」と書いてある。・・・見なかったことにしておこう。テーブルもあり立派な炊事場もある。
18:00テーブルに荷物をばらまき、位置を決めて手早くテント設営し夕食。ご飯+インスタントの野菜スープ。空が星できれいだ・・・。しかしめちゃ寒いためさっさと片づけ明日の朝食準備。日記を書くが明かりの電池が切れたので21:00就寝。
打ち終わった札所:21〜23
宿泊場所:徳島県海南町南阿波ピクニック公園
走行距離: 79.86km 累積走行距離: 275.18km :
■2001/01/02 (火) 室戸岬の屋根で 夜中寒さで何度か目が覚める。06:30起床。テントの中を片づけて外に出てみると自転車のサドルについた露が凍っているどおりで寒いわけだ。朝食ご飯+魚肉ソーセージ+インスタント野菜スープ。
09:00出発。今日はついに太陽光式充電器の出番。再びR55にのる。海が近いこともあり風が強い。海と景色がきれいだ。
09:40高知県突入。白浜海岸で休憩。少し先で生見海岸を左手に見る。サーファーが多い。風が強いため波乗りにはいいだろうが、自転車乗りには最悪だぜ。
11:30久しぶりのコンビニで間食743円。歩き遍路の人たちに声をかけられる。「野宿してるの?」そうです。「はー、たいしたもんや」。歩きの人にほめられるとなんかいい気分。荷物を整理し再び室戸岬めざし出発。左手がすぐに岸壁で海。風が強くなかなか進まない。この辺りからバイクがやたらと目に付く。ライダーズインも近くおきまりコースらしい。 12:30室戸岬着。みくろ洞を見学。岬で写真を撮る。岬をまわってすぐのスカイラインを登る。標識で10%の坂が続く。かなりきつい。しかーし!何事にも終わりがある!とそう信じてひたすら登る・・・岬の上から見る景色もサイコーだ。一通り登ったところで駐車場があった。自転車を止めて、24番札所「最御崎寺」(ほつみさきじ)着。お参りをし、へんろセンターというところで若い女性(こればっかり)が納経300円。ここはユースホテルにもなっているが、今日はこの先の夕日が丘キャンプ場に行くことにする。風のあいかわらず強いスカイラインをさらに上がり、何度かアップダウンを繰り返す。到着。申し込みは隣の国民宿舎で受付とのこと。営業しているのか?と思うほどひとけがない。利用はOK。申込書を書く。「利用料1000円です。」!!!!。たけーぞ、と思いながら払う。が、現地に行ってみるとまあ、納得。施設がすごい。オートキャンプも出来るようになっている。
15:00テントを張り、身軽になって次の札所を目指す。しかしこのスカイラインは自転車には酷だぞ。ふもとに降りて25番札所「津照寺」にお参り、納経300円。本堂までの石段が疲れ切った体にはきつい。時刻は16:00。納経時間は17:00までなので次の札所に行くか迷う。とりあえず行くことにする。自転車の荷物が無くなって軽いが風がきつい。ありったけの力で走り、途中で近道するため自転車を置いてへんろ道(山道)を走っていく。
16:30石段を登り、26番札所「金剛頂寺」着。お参り、納経300円。間に合って良かった。帰り道にスーパーで買い物。いろいろ買う1681円。帰りはスカイラインを通らずに下の国道を走る。今度は追い風のため時速30kmで走る。いつもこれぐらいだったらなあー、いいのに。再び10%の坂を上りキャンプ場に着く。自転車にサイドバックをつけたまま置き、夕食準備。暗いためガスランタンを自転車の近くの地面に置く。と、風のため自転車がガスランタンの方に倒れる。やばい!とすぐに自転車を起こすが、片方のサイドバックにランタンの熱でバックが溶けて穴がいあいてしまい、ガスランタンは使い物にならなくなってしまった・・・。ふと、もう旅をやめて帰ろうかと思ってしまう。風も強くて走るのもつらい割に速度が出ないし・・・。一気に気弱になる。
が、この旅に出る時会社の人たちも「気をつけてな!」と言ってくれているしここで止めるわけにもいかない。そう考えるとガスランタンは無くてもいいし(電池式がある)、バックも使えない訳じゃない。とにかく前に進もう!。 風が強いため、テントの中で夕食鳥鍋+ご飯+納豆+刺身。今日はがんばったのでかなり贅沢した。こうでもしないとただつらいだけだし。刺身がメチャウマ。風が強く水が冷たい中で片づけと朝食準備。自販機でお茶120円。22:30風のうるさい中で就寝。
打ち終わった札所:24〜26
宿泊場所:高知県室戸市夕日が丘キャンプ場
走行距離: 83.92km 累積走行距離: 359.10km
■2001/01/03 (水) 最大の難所と敵 夜中目が覚める。トイレに行く。ここのキャンプ場のトイレはきれいな上にシャワーまでついている。テントに戻り再び就寝。
04:00起床。今日は80kmを走行するため早起き。朝食を食べてテントを撤収。07:45出発。
R55を走る。相変わらず風が強く速度14kmの低速度(自分の標準は22,3km)。室戸市を抜けると安芸市まで大きな町がないため長期戦を覚悟しないと・・・。信号がほとんどないため単調な道が続く。 10:30奈半利町のヤマザキショップで間食561円。
11:00R55から27番札所への道へとはずれる。今回の旅の1番の難所。この前の「太龍寺」とは比べ物にならないくらい長くきつい坂が続く。汗が噴き出す。日差しが強い。途中の休憩所でトイレ。再び自転車を押して上がる。
12:00やっと27番札所「神峰寺」に到着。お参りと納経300円。ついでに上にある「空と海の展望公園」に行く。が途中で工事中のため写真を撮り、引き返す。帰りは下りだが急坂のためゆっくりと下っていく。ブレーキをフルにかけていても自転車が動く。途中でブレーキが摩擦熱で効かなくなったりしたが少しの休憩で元に戻る。そういったのを何度か繰り返して無事R55に合流。
13:30近くの売店でたこ焼き200円。これが昼食になってしまうかも・・・。R55を走っている途中でランドナーに乗った人に追い抜きざまに挨拶される。彼は強風の中を先に走り去っていった。自分のスピードメーターは時速13kmを表示している。これじゃ、町のおばちゃんの自転車のスピードと変わらんではないか・・・。安芸市に突入。
14:00道の駅「大山」で休憩。結構人が多い。売店で「野根まんじゅう」を購入315円。早速食べてみる。うーん、ふつうよりちょっと良い饅頭としか思えない。
15:30自転車道に入る前に昼食をとるため安芸市内のラーメン屋に入る。が、入ってから1秒で後悔する。初め入ったときは「喫茶店か?」と思ってしまった。奥にはこの店の主人かが横になってテレビを見ている。いかにも商売する気のなさが感じられる。カウンターでスポーツ新聞を見ていた娘さんらしき人が注文を取りに来て、その母親らしき人が調理をする。キムチラーメン650円。味は・・・書くまい。帰り際母親らしき人から「ひとりで廻っているのかい?えらいねえ。気をつけてね。」と言葉を頂く。それで少し満足した気分になった。精神的にも肉体的にもつらい中でこういう言葉が一番ありがたい。
安芸自転車道にのる。ここから高知まで36km。相変わらず風がきつく速度は出ないが信号がないため距離は伸びる。自転車道も高知市手前の香我美町で終了。今日はここの「月見山こどもの森」のキャンプ場で泊まることにする。ここはちょっとした山になっていてその一角にキャンプ場があるのだった。山を登ってそこまで行くとキャンプ場が階段の上にある。そのまま自転車で行けないため、荷物をはずして持ち上げる。
16:20テント設営。朝の撤収から夕方の設営まで7,8時間だけなので一日がえらく早く感じられる。設置後、スーパーまで買い出しに出かけるか迷うが、急に寒くなってきたため断念。ようやく電波が入ってきたのでデータ通信のテストとHPのチェック。その後、夕飯の支度をする。 ご飯+納豆+魚肉ソーセージ+インスタント味噌汁。かなり寒いため、片づけるのも億劫だ。あまり動きたくなく早く寝たい。21:00就寝。今日は寒い。打ち終わった札所:27
宿泊場所:高知県香我美町月見山こどもの森キャンプ場
走行距離: 76.47km 累積走行距離: 435.57km
■2001/01/04 (木) 決断 04:30寒くて目が覚める。気温が低く寝袋の使用温度域をはずれているため寝袋の保温が全くない。無理して再び寝る
05:30起床。寝袋を片づけて朝食。水が冷たく食器の片づけが大変。テントを撤収し08:40出発。
風がまだ吹いているが昨日ほどではない。R55を走っていると反対車線(徳島方面行)を走るチャリダーとすれ違う。彼も自分と同じモンベルのキャリアバッグを付けて走っていた。軽く挨拶。反対車線は風に乗れてさぞかし距離も伸びるだろうなと思う。
すぐに28番札所土佐「大日寺」着。朝早く人もほとんどいない。お参りと納経300円。遍路の地図を頼りに狭い田舎の町中の道を走る。途中で迷うがすぐに地図で確認し軌道修正。途中の自販機で野菜ジュース120円。29番札所土佐「国分寺」着。お参りと納経300円。
次はいよいよ高知市内に突入する。途中に「岡豊城」(おこうじょう)があるようだ(長宗我部元親の初期の頃の居城だったはず)。行ってみると博物館しかない。ということは城跡か・・・。パスする。その後すぐの新しくできたローソンで買い物+間食833円。逢坂峠を越えて高知市に突入。坂を下って30番札所「善楽寺」着。お参りと納経300円。狭い車道を走っていくと突如広い県道44号に入る。次の札所は五台山という山の上にあるようだ。急な登り坂をあえぎあえぎ走る。坂道はもう飽きたーーー!トイレ休憩を入れながら31番札所「竹林寺」着。かなり年季の入った立派な寺。お参りと納経300円。
時間は13:00門前の店でうどん定食700円。次には下り道を通る。かっ飛ばす。川沿いを風に乗り走る。速度は30kmを表示している。快感!。遍路絵地図をこのページだけ忘れたため少し迷う。途中でおばちゃんに「自転車でまわりよるん?たいへんやねー」と声をかけられる。またもや急坂。山の上にある32番札所「禅師峰寺」に着。人気が無く風とカラスの鳴き声だけが聞こえるなかでお参りと納経300円。時間も迫ってきているため先を急ぐ。次に行く途中で泊まり候補地の「種崎千松公園」を下見。すぐに出発。港をまたぐ有料の浦戸大橋を越える50円(後で分かったのだが県営の渡し船があった)。桂浜が横手にあるのだがよく見えず先に行く。案内板があるが道がややこしいため迷う。ようやく33番札所「雪蹊寺」着。お参りと納経300円。ここの住職がなかなか面白かった。納経の筆書きなどの一つ一つの所作が妙なメリハリがあり職人みたいな感じ。こんなじじいになりたいものだと思う。
15:30トイレに行き、次を目指して出発。夕暮れで風がきつく寒い。三重苦だ。向かい風のきつい中34番札所「種間寺」着。気温が低く台風のような風の中、駐車場で中学生が遊んでいる。横目に見つつお参りと納経300円。今日の宿泊場所を決定し、TEL。OK。ここから15kmぐらい。風がきつく寒い中を走り、途中のスーパーで買い物。米が切れたので買い込む1924円。荷物をセットし直しキャンプ場を目指す。辺りは真っ暗。こんな状態でキャンプ場が見つかるか心配になる。
しばらく走っているとキャンプ場の看板を発見。ご丁寧に看板にランプがついている。この「加田キャンプ場」は河原のキャンプ場だった。先客がいる。炊事場とトイレの近いところにテントを設営。とにかく寒いためテント内で夕食。鍋+ご飯+かつおたたき(宮城県産)+酒(司牡丹)。たたきがうまい。鍋を一通り食べた後雑炊にして食べる。久しぶりにおなかいっぱい。食器を洗うが水が冷たすぎて触れると痛い。テントに戻ってから明日以降の予定を立てる。最初の予定では足摺岬まで行く予定だったがこの調子では120kmを一日に走らないと到達できない。この風では精一杯がんばって90kmが限界だ。今回は悔しいが高知港から帰ろう。明日はゆっくり出来るな・・・。とにかく風呂に入りたーい!22:00日記を書くが寒いため就寝。
打ち終わった札所:28〜34
宿泊場所:高知県伊野町加田キャンプ場
走行距離: 77.83km 累積走行距離: 513.40km
■2001/01/05 (金) 龍馬と会う 夜に何度か目が覚める。完全装備をしているはずの足が冷たい。寝袋が冷たく役に立っていない。無理矢理寝る。
07:00起床。寒い。テント内の気温が0℃。外はもっと寒いだろう。外をのぞくとフライシートの水滴が凍っている。・・・河原が寒いのは山の冷気を水が運んでいるからだな・・・。寝袋を片づけて朝食。食器を洗うときに水道を見てみるといくつか水が凍っている。水が痛く感じられる。荷物を片づけてテントを撤収していると先客のキャンパーの女性が来てみかんをくれた。管理人がもう少しで来るとのこと。礼を言い撤収を続けていると管理人がやってきた。100円を払う。
10:10荷物を自転車にセットし先客のキャンパーに礼を言い出発。遍路絵地図に沿うため昨日からはずれた道を戻る。次の札所を目指すが工事中などがあり道に迷う。ツーリングマップルを見てみると先ほど来た道の横をずっと戻ってきている。要は遠回りしてきていたのだ。少しずつ道を戻り軌道修正。途中からまたもや急坂。狭い道で車をよけながら35番札所「清滝寺」着。お参りと納経300円。最近出来たらしい立派な東屋でみかんを食う。12:20出発。
トンネルを通過し山を越えて小さな港に出る。13:10宇佐大橋の手前で昼食野菜炒め700円。店を出て橋を渡る。ここは半島になっている。天気が良くて海がきれい。これが冬+男一人でなきゃ最高でしょう。すぐに今回の最終となる36番札所「青龍寺」着。石段を登り、本堂と大師堂でお参りし納経300円。戻る途中の橋の下で写真を撮る。次は桂浜へ。海沿いに17km走る。追い風のためスピードが出る。
15:30龍馬記念館へ行く。入場料400円。いろんな資料が展示されていて面白かった。中でも龍馬の写真をカラー処理したものには感動。よく見てみるとふつうのおっさんだわ(失礼!)。龍馬の使用していた拳銃も展示されていた(スミス・ウエッソン)。思ったよりも小さい。記念館を出て桂浜に行く。ここで龍馬像を写真に撮る。丁度この時期には「龍馬を間近で見よう」ということで銅像の横に櫓が建っていてそこに上がって同じ目線で辺りを眺めることが出来た。写真を何枚か撮り、再び浦戸大橋を越えて「種崎千松公園」へ。テントを張りネットサーフィンをし夕食。20:30就寝。打ち終わった札所:35〜36
宿泊場所:高知県高知市種崎千松公園
走行距離: 60.98km 累積走行距離: 574.38km
■2001/01/06 (土) 帰路へ 06:30起床。寝袋を片づけ朝食ご飯+魚肉ソーセージ+納豆+味噌汁+カロリーメイト。いつものように荷物をまとめて09:40出発。
昼食を買うためコンビニを探す。3kmほど走っても無い。仕方なく途中で見つけたスーパーで買い物412円。再び公園に戻り日当たりの良いテーブルで日記書き。モバギでUP。飯を炊く。風が強いためなかなか炊けない。炊けても芯が残っている・・・。風の強いところではご飯は炊けません。カップ麺に使うお湯もなかなか沸かない。途中であきらめてカップに注ぎ、食う。食器を洗い高知市街を目指して14:00出発。
まず、高知港のフェリー乗り場の確認のため高知港へ。行ってみると待合所は閑散としている。売場で切符を買う2等旅客+自転車5510円。出港時刻の確認。20:00には来てくれとのこと。OK。
次は、風呂だ!高知駅を目指す。駅の前には立派なアーケードがあるが駅は「?」と思うほど簡素なものであった。駅前は至る所で工事中。電話ボックスを探すが無い。少し離れたところに発見。タウンページで「銭湯」を検索。・・・「高知ぽかぽか温泉」住所を確認し地図と照合。射程距離内。OK。全速力で目指す。入浴600円。5日分の汗を流す。大いに満足。1時間後さっぱりした気分でまた高知駅に戻り今度は土産を買う2415+1835+3305円。
時間は18:00。次は夕食。アーケードには入り何店か見てから入る。鰹のたたき定食+土佐鶴。お酒を頼むとつきだしが出てきた。いやな予感。定食はたたきがイマイチだったがたれが絶妙。支払いは2310円也。高すぎ。これからはこういうのはやめようと思う。
19:00外に出ると辺りは真っ暗。高知港を目指す。待合所に着くと人でいっぱいだった。ワンカップ土佐鶴270円。20:20より乗船開始とのこと。10分前に乗り場に行く。予定時刻に乗船開始。自転車は一番乗りだ。自転車を停めてすぐに客船に向かう。場所は早い者勝ちだからだ。すぐに壁際に場所を確保する。1時間後の出港時刻には人で足の踏み場もないほどになる。21:20出港。風が強いためか船が揺れる。20:30には就寝。打ち終わった札所:なし
宿泊場所:高知港発大阪港行きフェリー内
走行距離: 37.04km 累積走行距離: 611.42km
■2001/01/07 (日) またその日まで 夜中02:00に目が覚める。トイレに行くが、通路という通路には場所をとれなかった人たちがたくさん寝ていた。戻って再び就寝。
05:30起床。大阪港への着港は06:30。その間ぼおーとしていた。自転車に戻り船を出る。まだ日が昇ってなく暗い。その中を走る。風は無い。徐々に日が昇る。人通りの少ない難波を抜ける。次第に日常の自分に戻ってきているのが分かる。日本橋を通り08:30無事に帰宅。
とにかく無事に終えられて良かったとお大師さんに感謝する。
再び俗世間に戻る。・・・また次の旅の日まで。打ち終わった札所:なし
宿泊場所:
走行距離: 27.05km 累積走行距離: 638.47km
■2001/01/08 (月) タイトル 本文
打ち終わった札所:
宿泊場所:
走行距離: km 累積走行距離: km